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フォー・ハート物語

フォーハートとは弊社のシンボルマークであり、その4つの心=社章を私たちは、とても大切にしています。
さかえ屋の象徴であるフォーハート(4つの愛)とお客様が 紡ぎだすストーリーをたくさんの方に知って欲しい、という気持ちをこめて、あらためて、店舗スタッフの気持ちを綴ってみました。

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一冊のノート

更新:2009年9月24日
さかえ屋販売部 飯塚地区・店舗担当
浅川 恵子

私の担当する地区の忠隈工場店にそれはあります。
栄橋の欄干の親柱。刻まれた「栄橋」の文字・・・・・朝の清掃時に、たまにしみじみと見入ることがあります。ここから、さかえ屋ははじまったんだなぁって。
60年の時を経て受け継がれてきた、さかえ屋のおもてなしの心。それを大事に受け継ぎ守り続けていかなければ、とあらためて私の中の柱もシャキッとまっすぐ立ち、1日が始まるのです。
そういった私の心の中の儀式がはじまったのは、ある一冊のノートがきっかけでした。
 
入社して、はじめて配属された店舗が「忠隈店」。厳しい店長や先輩に温かく指導を受けたのも、ここでした。私にはここが全てのはじまりでした。目まぐるしく、いろんな店舗を受け持つたびに、出発したあの忠隈店でのことを忘れそうになることもありました。
創業者である中野顧問にお茶の稽古をつけていただいてた時のことです。
さかえ屋おもてなしの心を創業当初から伝えてきた中野顧問から1冊のノートを渡されました。
研修での伝えたい項目や、教育する場合の心得や気配りに関する細かな書き込みとスクラップが詰まった手作りの一冊のノート。私がとてもいただけるものではありません、と辞退させていただこうかと思ったのですが、「若い貴女たちに持っていて欲しいんですよ」という言葉を頂戴して、ハッとしました。私にいただいたのではなく、私が代表してお預かりするのだと。
一冊のそのノートの中には60年間語り継がれてきた「お客様へのおもてなしの心」綴られておりました。
60年の思いが詰まったノートを手に最高のおもてなしができるお店を作りたいと胸が熱くなりました。
本店の責任者として不安はありますが、お客様あってのさかえ屋であり私達販売員なのです。
中野顧問の想いを受け継いで、今までの感謝とこれからの期待を本店でのサービスで恩返しできたらと思います。
 
※浅川は、さかえ屋本店の初代店長になりますので宜しくお願いします。

私を育ててくれた先輩

更新:2009年9月24日
さかえ屋販売部 教育課
岩木 亜希子

私が憧れた先輩はとても厳しい方でした。
新入社員から2年間、久留米の国分店で働かせていただいたのですが、当時、国分店には責任者を兼務しているエリアマネージャーの上田店長、サブの先輩が原口先輩でした。
上田店長はとても素敵な笑顔とお客様へ向うスピードがとても速く、1年目の私には難しい...出来ない...と思っておりました。
原口先輩と勤務する時間が多く、接客以外にも掃除の仕方や開店、閉店の仕方など細かく指導いただきました。時には厳しく叱られておりました。
比較的、入社時より笑顔が出ていた私は、上司や周りの方からもお褒めの言葉を頂き、エリアの中でも一番に三角巾(実習生の目印...)が取れました。
接客面に関してはあまり叱られる事なく日々、働いていました。
今、考えますとお褒めの言葉を頂いたり、叱られなかったことで、若かりし私は天狗になっていたのだと思います。そんな折に、御叱りのお言葉を頂きました。
本部から上田店長に連絡が入り、原口先輩が優しい口調で言ってくれた言葉。
「岩木さん、お客様から笑顔が無かったと御叱りを頂いたの。」
 
言われた瞬間に、なぜだか大粒の涙が頬を伝わりました。
お客様に申し訳ない気持ちでいっぱいになったと同時に、どこかで私自身も気づいていたのかもしれません。迷うことも多かったなかで苦しかった気持ちにフタをしていたのでしょう。
そんな私に、厳しく叱るどころか、「ごめんね、岩木さん、私が気付いてあげられなくて...
私も頑張るから、岩木さんも一緒に頑張ろうね」そう優しく言って、原口先輩も自分の事のように涙を流してくださいました。
私の軽率な行動で、お客様にも、そして色々な思いで指導してくださる先輩までにも迷惑を掛けてしまいましたが、思いがけず、こんなにも私を想って指導してくてださった気持ちが痛い程にわかった瞬間でした。そして、厳しさと優しさ、真心で接して私を育ててくれた原口先輩のように、なりたい!・・・・・・・それが、私の教育への原点となりました。

専門店である誇りを胸に

更新:2009年9月24日
さかえ屋第二販売部・法人営業部 部長
矢野 勝治

私がさかえ屋のお菓子とめぐり合ったのが34年前の中学校の卒業のときでした。
卒業式記念でもらった、チョコレートのデコレーションケーキ。 当時はケーキ等あまり口にする機会も少なくクリスマス等でもスーパーのパン屋さんで購入する時代に、専門店のデコレーションケーキ。驚きとともに大きな感動に包まれたことを鮮烈に覚えています。
私は学生時代、格闘技をやっていた事から、身体も大きく、口下手で人と会話することなど、大の苦手な人間でしたが、3年前のあの鮮烈な思い出のあったさかえ屋に縁あって入社することになりました。
振り返ってみても、不思議なことです。不器用な私が、包装し、紐掛けをし(今で言うリボン掛けのこと)、接客などと出来るはずがなかった...でも、多くの販売スタッフに囲まれ、早30年経ってしまいました。  
 
私たちさかえ屋はお菓子の専門店として、商品へのこだわり、サービスへのこだわりをモットーに1店舗1店舗が地域に密着し1人1人のお客様に合わせたサービスを展開しています。
私は、入社30年となりますが 大型スーパー、コンビニ、同業他社が年々増加する中、商品力はもちろん価格帯も必要ですが、お客様にとって一番大事な事は、お客様へのおもてなしと思っております。
私が、若かりし時、先輩そして上司からいつも言われた事。
店舗に立っている時は、自分がさかえ屋の顔(看板)であらねばならぬという事です。
ご来店いただいたお客様にとって接した販売員はさかえ屋を代表したプロの販売員でなければならない事です。
お客様の中にはお菓子を買われる事より、さかえ屋の販売員とお話する事が楽しみでご来店されている方も少なく有りません。私たちは、菓子専門店として、お客様へお菓子に付加価値を盛り込んで提供することが私たちの出来る役割だと信じています。
 
今思えば卒業の思い出と共に当時は高級ケーキをいただいたという大きな思い出が、私の運命を導き、そこで働く専門店としての誇りが、今の私を支えているのだと改めて思います。     
いよいよ、さかえ屋本店が誕生する、この時に積み重ねて参りました最高のおもてなしを実現したい。
そして、ご来店されたお客様がどなたかに伝えたくなるような本店を目指します。    
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